「新たな挑戦をしてみたい気持ちが一つ。あとは…」甲斐拓也が巨人へのFA移籍を決断した背景
巨人は17日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也捕手(32)の加入を発表した。ソフトバンクには、同日午前中、代理人の酒井辰馬弁護士が福岡市内の球団事務所を訪れて断りを入れた。 ■「あの小さかった真凜ちゃんが…」秋山幸二さん長女が花嫁姿【写真】 甲斐は球団を通じ「本当にホークスを離れていいのか自問自答を繰り返したが、新たな経験をすることで野球選手としての自分をもっと高めたいという心境に至った」とコメントした。 ソフトバンクは甲斐に対して4年総額10億円超とみられる大型契約を提示していたが、巨人からは5年以上で総額15億円超とみられる提示を受け、さらに阿部監督も福岡まで足を運んだ。酒井弁護士は「新たな挑戦をしてみたい気持ちが一つ。あとは阿部監督からすごく熱い言葉をいただいたことが響いたのでは」と語った。 甲斐は大分・楊志館高から育成ドラフト6位で2011年に入団。13年オフに支配下となり、正捕手に成長した。ベストナインを3度、ゴールデングラブ賞を7度受賞。今季は119試合に出場した。21年東京五輪や23年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本の優勝に貢献した。 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社