50歳会社員、妻に「老後は毎週末外食、年に1度は台湾旅行がしたい」と言われています。年金が「月20万円」ほどですが、実際に叶えるにはいくら“収入”が必要でしょうか?
希望を叶えるには毎月いくら収入が必要?
いずれも月額で外食と旅行が5万3000円、生活費として仮に30万円かかる場合、合わせて35万3000円の支出となります。年金は2人合わせて20万円受け取るため、不足金額は約15万円です。 年金以外に収入やその他資産がなければ、老後も働いて15万円以上の給料を得る必要があります。退職金や預貯金があれば不足金額は抑えられるかもしれませんが、もはや「老後は年金だけに頼れる時代ではない」と考えると、理想のライフプランを叶えるために「生涯現役で仕事する」ことも検討したほうがいいかもしれません。
まとめ
本記事では、老後に夫婦2人暮らしをする場合、外食と旅行をすると毎月いくら支出が発生するのか解説しました。 「自分は退職金や預貯金も充分あるから問題ない」と考えていても、不測の事態が発生して想定外の出費が重なる可能性もあります。家電製品や家具の故障、自分や家族のけがや病気による通院・入院リスクなどを考慮すると「これだけあれば大丈夫」という額は存在しないと理解し、油断せず対策していきましょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要 総務省統計局 家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 2023年 株式会社JTB 台湾旅行・ツアー 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部