「プレーしてほしくないとでも?」ペップがデ・ブライネとの不仲説を一蹴!
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がベルギー代表MFケビン・デ・ブライネとの不仲説を一蹴した。イギリス『BBC』が伝えた。 プレミアリーグ第13節のリヴァプール戦に0-2で敗れ、公式戦7戦未勝と苦しむシティ。同試合での出場時間がわずか12分に留まったデ・ブライネと指揮官の間に不和が生じているのではないか、などとうわさが立っている。 イギリス『スカイスポーツ』の討論会で、解説者のジェイミー・キャラガー氏とギャリー・ネビル氏はともに、チームが不調に陥っているにもかかわらず、デ・ブライネの起用が限定的であることを疑問視した。 キャラガー氏が「デ・ブライネに何かが起こっている。二人の間に何か問題がある」と口にすると、続けてネビル氏もこれに同意し、「異常で、奇妙で、変だ」とコメントした。 そのような中で、グアルディオラ監督はプレミアリーグ第14節ノッティンガム・フォレスト戦を前にした記者会見に出席。今季リーグ戦で先発出場が4試合のみとなっている17番との関係について触れた。 「みんな、僕がケビンと問題を抱えていると言うんだ。僕がケビンとプレーしたくないと思っているのか? ケビンにプレーしてほしくないとでも?彼は最も才能のある選手だ。 僕がケビンを望んでいない? 一緒に9年も過ごした彼と個人的に問題があるのか?」 不仲説を一蹴した指揮官は、デ・ブライネの起用が限定的であることについてもコメントした。 「ケビンはこのクラブに最大の成功をもたらしてくれたし、もちろん彼のベストを手に入れたい。しかし5か月間負傷し、さらに2か月間負傷していた。彼は33歳だし、ベストの状態に戻るには時間が必要なんだ」 ハムストリングの怪我が再発し、昨シーズン8月から1月初めまで欠場していたデ・ブライネ。指揮官は回復に時間がかかることを強調した。 「私はケビンが全盛期の26歳か27歳だったらうれしいが、もう違う。彼は過去にも長期の怪我を負っており、エネルギーを確保するために多くの時間と労力を要する選手だ」 「それは普通のこと、自然なことだ。彼は10~11シーズンにわたって多くの試合に出場してきた。彼が私たちを助けようと必死なのは分かっているし、出場すれば彼にしか持ち得ない才能を見せてくれるよ」 昨季のプレミアリーグ王者を、これまで6度の優勝に導いてきた17番の活躍に注目が集まる。