平均観客数は6万2000人超! ファンを熱狂に誘うインテルのピッチ内外におけるポジティブな変貌
観客動員数でも他のビッグクラブを大きく引き離す。
87分にイカルディが同点ゴールを決めたCL4節のバルサ戦に象徴される通り、今シーズンのインテルは試合終盤の粘り強さが際立つ。(C)Getty Images
セリエAでぐんぐん順位を上げ、CLでは決勝トーナメント進出が見えてきた。開幕ダッシュに失敗しながら、インテルはどう巻き返してきたのか。インテリスタを熱狂させるピッチ内外のポジティブかつ大きな変貌とは?(文:マウリツィオ・クロゼッティ/訳:片野道郎 2018年11月15日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イタリア』を転載) ―――◆―――◆――― 公式戦直近11試合は、9勝1分け1敗。バルセロナとの2試合を除くと9戦全勝だ。ルチャーノ・スパレッティ監督率いるインテル・ミラノは、セリエA開幕から1勝1分け2敗と躓きながら、そこから調子を上げて勝点を積み重ね、盟主ユベントスに続く2番手の座をナポリと争う存在としての地位を固めつつある。 7シーズンぶりに出場しているチャンピオンズ・リーグ(CL)でも、トッテナム・ホットスパーとPSVアイントホーフ
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