【韓国】中小企業の9割超、AI技術活用できず
韓国の中小企業中央会が4日発表した調査結果によると、地場中小企業の9割超が人工知能(AI)技術を活用できていないことが分かった。 調査は9月25日から10月23日まで、中小企業300社を対象に実施された。AI技術を活用している企業は5.3%にとどまり、94.7%は活用できていなかったという。一方、16.3%はAIを導入することを希望していた。 中小企業がAIを活用できていない背景には、活用の必要性と認知度が低いことがあるとみられ、「事業にAIは必要ない」との回答が80.7%を占め、「経営にどう活用できるか分からない」(14.9%)との回答もあった。 AI技術の活用を計画している分野(複数回答)については「欠陥・不良の探知や要因分析」が44.7%と最も高く、「新しい市場・顧客開拓やマーケティング、広告」(37.7%)と「過去の販売データ分析と今後の予測」(31.3%)が続いた。