綿半HDと九電工で新会社 木質バイオ発電事業継承【長野】
県と民間などが連携し森林資源を活用する「信州Fパワープロジェクト」をめぐり、綿半ホールディングスは5日、新会社を設立して木質バイオマス発電事業を引き継ぐと発表しました。 Fパワープロジェクトは、県産材の製材工場と製材に適さない木材チップを燃料とする発電所の2事業で構成されています。 綿半は、九電工と共同して設立する新会社が発電事業を継承していくことを決めました。 発電事業会社はチップの調達に課題を抱え、業績不振に陥っていました。 来月にも新体制移行について周辺住民に説明会を開き、来年6月ごろに新会社に事業を引き継ぐ見通しです。