信号待ち後の初めの一歩を30年越しに右足から左足に変えてみたら…2週間後の私の体に起きた驚くべき変化をレポート
何気なく繰り返している日常の動作が、実は体のバランスに大きな影響を与えていることを知っている? ここではヘルスコーチのAYUMIさんが、自身の経験を通じて、右足から左足へと一歩を踏み出す足を変えたきっかけと変化について、教えてくれた。 【動画】AYUMIさんが実践している体をつくる6つの習慣 ▼AYUMI NYの栄養学校にてホリスティックヘルスコーチの資格を取得、栄養指導者として女性たちの人生向上をサポート。世界100種類以上の食事理論、ライフスタイル、文化に精通する経験から、個人カウンセリング、企業プログラム、商品企画、など多方面で活躍中。
信号待ち後の一歩を左足から始めることに変えた
体の左右のアンバランスさに疑問を抱いていたある日、信号待ちの時にふと気づきました。青信号に変わり、いつものように右足で一歩を踏み出そうとした瞬間です。「私は何年間、最初の一歩をずっと右足から踏み出してきたんだろう?」と。その時、上げかけた右足をおろし、試しに左足から歩き始めてみました。すると、体全体に異様な違和感が走りました。記憶をたどってみても、左足から一歩を踏み出した経験が思い出せません。それどころか、おそらく生まれて初めてのことだったのかもしれません。 体が新しい動作に慣れていなかったため、左足からの一歩はぎこちなく感じ、何とも不思議な気持ちで横断歩道を渡り切ったのを覚えています。 そしてちょうど30歳になったその日、私は決心しました。 「これまで30年間、右足を使い続けてきたのだから、これからの30年間は左足を使ってみよう!」と。
2週間後、左足スタートを続けた結果
慣れない動きに違和感を感じながらも、「次こそは左足で」と意識し続け、2週間が経った頃、信号待ちでスタートを切るときには自然に左足が動くようになっていました。 それだけでなく、日常生活の中で無意識に体の左側を使うようになっていたことに気づきました。例えば、エレベーターの扉が開いて一歩を踏み出すときや、階段を上るとき、鞄を持つときにも左手や左足を使うようになっていたのです。体全体をバランス良く使えるようになり、これまで右ばかりに頼っていた動作が自然と左右均等に行えるようになっていきました。 特に振り向くときなど、右にばかり回旋していた動きが、自然と右にも左にもスムーズに回せるようになっていたことに気づきました。 そうして日々過ごしているうちに、ふと鏡に映った自分の姿に変化を感じました。体がどちらか一方に傾いているのではなく、全体が中立に保たれ、調和が取れている感覚があったのです。姿勢も以前より良くなり、見た目にもバランスが整ってきたように感じました!