細部にこだわり「サービングトレイ」が大賞 工夫凝らした商品デザインを表彰【長崎】
テレビ長崎
見た目の良さと使いやすさや、分かりやすさを評価します。 県内の商品を対象にした長崎デザインアワードの表彰式が行われました。 諫早市小長井町のフルーツバス停をかたどったレザー製のコインケースや、ベビー服などを手がけるメーカーが作る32の犬種に対応した犬用の服など全てデザイン性と機能性を兼ね備えています。 県庁で開かれた長崎デザインアワードの表彰式には受賞者や関係者約50人が出席しました。 今年で14回目となるこの賞には2023年4月から今年8月にかけて商品化された47点が出品され、受賞作品10点が選ばれました。 大賞は白山陶器のAMUSEです。 つまみや前菜などを盛り付けるサービングトレイで、取っ手に丸みをつけた持ちやすさやなど細部までこだわった点が評価されました。 白山陶器デザイン室 鷹巣翔さん 「このような高台というのは、なかなか他の製品には見ることが少ないと思うが、見えない部分にもデザイン性を落とし込んでみた」 KTN記者 「こちらは金賞を受賞したレトルトの川内かまぼこのパッケージ。平戸の漁港がかわいらしく描かれていたり、取っ手がついて持ちやすいだけではなく、注目は内側。かまぼこの製造過程が画像付きで描かれていたり、店周辺の平戸の名所がマップになっている。パッケージがリーフレットの役割も担っている」 こちらは焼き物製の調理器具で銀賞を獲得しました。 KTN記者 「米を炊いたり、スープなどの煮込み料理を作れる。直火でも、電子レンジでもオーブンでも調理でき、食洗器で洗うこともできる。さらにフタを裏返すと鍋敷きになる。よく考えられた優れモノ」 受賞作品は地元の出版社のSNSでPRしたり、2025年2月に東京で開催される展示商談会に出品されたりするなど、県が支援することになっています。
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