マンU、冬の補強はなし? 11月就任のアモリム監督は現有戦力での上積み目指す
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、1月の移籍市場で新戦力の補強をリクエストするつもりはないようだ。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。 スポルティングで2度のリーグ制覇を成し遂げた39歳の若手指揮官は、エリック・テン・ハフ前監督の後任として、11月からマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任。初陣はイプスウィッチと引き分け、公式戦2試合目となったヨーロッパリーグのボデ・グリムト戦で就任後初勝利を挙げた。 名門再建のミッションを託されるなか、スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ、ポルトガル代表FWジオバニー・クエンダ、同国代表DFトマス・アラウージョら、スポルティング時代の愛弟子たちを連れてくる可能性がしきりに噂されている。それでもアモリム監督自身は、現有戦力を育てていく方針のようで、1月の移籍市場における選手獲得を上層部に求めていないようだ。 アモリム監督は就任後たびたび現有戦力の奮起を促すコメントを発しており、“10番”マーカス・ラッシュフォードについては「彼は1シーズンで30ゴールを決めた時のマーカスに戻らなければならない」とコメント。伝統の背番号「7」を背負うメイソン・マウントに対しても、「マウントは本物のサッカー選手だ。私たちは彼をとても信頼している」と再起を期待している。
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