チョーヤのノンアル梅酒「酔わない!The CHOYA」はカクテルアレンジがおすすめ。銀座のバーで楽しむ休日。
「The CHOYA 銀座BAR」で楽しむカクテルアレンジ
「酔わないThe CHOYA」はリキュールのようにも楽しめる。従来の梅酒とおなじように、いろいろな飲み方ができるのだ。水や炭酸で割るのが、すっきりした、おいしい飲み方。カクテルにするのもチョーヤがすすめる楽しみ方だ。 The CHOYA 銀座BARでも提供している、パイナップルと合わせた「酔わないThe CHOYA×パイン(写真左)」、クランベリージュースと合わせた「ノンカクThe CHOYA(中央)」、ウーロン茶とマンゴージュースを合わせた「Golden Rod(右)」は自宅でもつくりやすいという。 実は、チョーヤにおけるノンアルコールの梅酒の歴史は長く、1998年にまでさかのぼる。四半世紀を超えており経験豊かなのだ。企業の場合は、技術の蓄積が豊富といったほうがいいかも。 「お酒を飲みたくない、でも、おいしいものを飲みたい、ってときは誰にでもあるよねって発想から始まりました」と語るのは、チョーヤ本社で企画広報推進部に籍を置く坂本昌也課長(42歳)。 今回の「酔わないThe CHOYA」の開発を担当したのも坂本さん。前述のThe CHOYA 銀座BARでは「梅マイスター」の肩書きで顔を出している。 もちろん、坂本さんは1998年にその場には立ち会ってはいないけど、チョーヤにとってノンアルコール梅酒の開発は現在進行形として続いてきたので、いまのマーケットのトレンドを熟知している坂本さんの知識が役に立っている。 「今の若いひとは梅酒が甘酸っぱいお酒だとご存知ないことも多いです。梅といえば梅干しのイメージでしょっぱいものだと懸念されることもあります。ですが、実際に飲んでいただくと、皆さんフルーティーな味わいに驚かれます」 そもそも、梅と日本人の付き合いはとても古い。原産地は中国で、日本には1500年程前に遣唐使により持ち込まれたという説も。その頃から、梅の実は体によいとされていて、いまも「梅の実と健康の結びつきは大事なキーワード」(坂本さん)と語る。 国際的な酒類品評会「SFWSC(The San Francisco World Spirits Competition)2024」では、同社の本格梅酒「The CHOYA Extra Years」と「The CHOYA FROM THE BARREL 2014」、それに「The CHOYA AGED 3 YEARS EXTRA FRUIT」が最高金賞を受賞。今後、世界規模で梅酒の認知度がさらに高まるのは間違いないようだ。 とにかく試していただきたい、という坂本さん。店頭で見つけたら1本手にとってみたらどうだろう。日本伝統のテイストを活かしたノンアルコール飲料。いいドライブをしたときみたいに、爽快な気分が味わえるはず。
文=小川フミオ