ブレイディヴェーグ11カ月ぶり復帰へ３頭併せ11秒２「何とか間に合った」宮田師／府中牝馬Ｓ
＜府中牝馬S：追い切り＞ 14日の府中牝馬S（G2、芝1800メートル＝東京）でブレイディヴェーグ（牝4、宮田）が11カ月ぶりに戦列復帰する。 昨秋のエリザベス女王杯を勝って以来で、メンバー唯一のG1馬として注目される。3月のドバイ遠征は右後肢の飛節軟腫で回避。その後予定していた新潟記念は筋肉痛で見送るなど順風満帆ではなかったが、ようやく態勢が整った。10日の追い切りはウッド3頭併せで6ハロン81秒2、35秒9－11秒2（末強め）をマーク。ロジシルバー（古馬3勝クラス）と併入、アーレンダール（古馬2勝クラス）に半馬身先着した。宮田師は「しっかり負荷をかけられた。1週前追い切りの後は上昇傾向で、何とか間に合ったかな。休みの長さを考えると攻めの絶対量が物足りないのは否めないが、動く2頭を用意して時計はこれ以上求めたら酷なぐらい頑張ってくれた。75点から80点まで来た」と現状を説明した。
