「1億4000万の部屋空いてます」富裕層に人気の高級老人ホーム 東京では5億超の部屋も多くが契約済み
■5億円超の老人ホーム「老人は広くごちゃごちゃしない方がいい」と街の人
世界屈指の「長寿大国」日本。今年65歳以上の高齢者の割合は29.3パーセントと過去最高を記録し、高齢者の人口も前年より2万人増加しているんです。 そんな高齢者の増加に合わせて、有料老人ホームも日々進化しています。 ■【動画で見る】富裕層に人気の高級老人ホーム ジム・図書室・温泉など高級ホテルのよう 中でも注目は10月、東京に開業した超高級老人ホーム「パークウェルステイト西麻布」。 地上36階建て、400室。その中で一番広い部屋は約130平方メートル。 そして前払いする入居一時金は、なんと約5億5000万円(2人入居・75歳の場合)。さらにプラスで毎月50万円以上の利用料がかかるといいます。 ただ、すでに半数以上が契約済みで、資産家や経営者といった富裕層に大人気なんだとか。 ちなみに26.7畳の広々リビングがある5億5000万円の部屋の間取りを街ゆく人に見てもらうと… 【街の人】「ヤバっ!」 【街の人】「一般市民には小市民には絶対無理です。5億もあったら家買うわ~」 【街の人】「ムダでしょこれ。老人ホームでしょ?老人は広くごちゃごちゃしない方がいいでしょ」
■関西にも高級老人ホームが
そんな中、関西にもすごい老人ホームがあるんです。 【秦令欧奈アナウンサー】「滋賀県大津市にやってきました。今日私がお邪魔するのがこちらの『アクティバ琵琶』です。かなり建物が高くて迫力があります。中はどうなっているのでしょうか。早速行ってみます」 【秦令欧奈アナウンサー】「まず入りますと一面に絨毯が広がっています。そして、天井が高い。開放感がありますね。目の前は琵琶湖が広がっています。景色もいい。まるで高級ホテルのような空間が広がっています」 「アクティバ琵琶」は、琵琶湖のすぐ目の前にあり、高級感あふれるロビーからは琵琶湖の景色が一望できるんです。
■展望レストランや温泉、ジム、図書室など充実の共用施設
まずは総支配人の高田さんに話を聞いてみると… 【アクティバ琵琶総支配人 高田和典さん】「私どもは会員制リゾートホテルを運営している(会社の)老人ホームですので、ハイセンス・ハイクオリティ・エクセレントホスピタリティを追求するというコンセプトで運営しています」 アクティバ琵琶は、8つの自立棟と、1つの介護棟で合計300室ある大型の高級老人ホーム。 この中には家族や友人を招いて会食できる展望レストランや、雄琴から温泉を引いた大浴場、ジムや図書室など数々の共用施設があるんです。 そして現在、なんと9割が埋まっていて、380人の高齢者がいるそうです。