初詣、前年上回る人出 本宮大社は47万人、好天の三が日、和歌山紀南
和歌山県紀南地方は1~3日、好天となり、各地の神社仏閣は多くの初詣客でにぎわった。各社寺の集計によると、前年を上回る人出となった所も多かった。 【大鳥居ライトアップ 迎春支度、年末年始に本宮大社、和歌山県田辺の記事はこちら】 田辺市本宮町の熊野本宮大社には、元日に18万人、2日に20万人、3日には9万人が訪れた。3日間の合計は前年比で7万人増。九鬼家隆宮司は「近隣はもちろん、全国各地からお越しいただいた。大型連休で、天候に恵まれたことが影響したのではないか。幸先の良いスタートが切れた」と話した。熊野川河川敷の臨時駐車場(約700台)は、満車の状態になった。 田辺市東陽の闘雞神社では、元日に3万人、2日に1万2千人、3日は5千人が参拝した。前年と比べると6千人多かった。 上富田町生馬の救馬渓観音には、大みそかから元日までに3万1千人、2日に2万5千人、3日は2万人が訪れた。前年比では4千人少ないが、4日が土曜で休みの人が多いためか「4日もたくさんの方が参拝されている」という。 那智勝浦町の熊野那智大社では、元日に5万人、2日に2万9千人、3日に1万3千人の計9万2千人が訪れた。前年は計8万3千人だった。 新宮市の熊野速玉大社では、3日間で計24万人が参拝した。前年の19万人を大きく上回った。
紀伊民報