「えべっさん寒波」9~10日ごろ列島到来 関東や関西、西日本や九州で気温『気温かなり低い』福男選び、氷点下開催の可能性も…
気象庁の6日の発表によりますと、今週の日本各地の気温は、北日本では「平年並みか高くなる」と予想されるいっぽう、関東甲信・北陸・沖縄地方では「平年より、低い」予想となりました。 また、東海・近畿・九州南部・奄美では、10日の気温について「平年よりかなり低い」予想です。 中国・四国・九州北部では、9日~10日の気温が「平年より、かなり低い」予想です。 【画像を見る】9日・上空1500mの寒気予想「夜にはマイナス12℃の寒気が…」
『えべっさん寒波』が到来
”寒の入り”から“十日戎”の時期にかけて寒さが続きそうで、いわゆる『えべっさん寒波』が到来するとみられています。 兵庫県西宮市の西宮神社では、毎年1月10日の朝に「開門神事・福男選び」が行われます。この日の最低気温はマイナス1℃、最高気温は7℃と予想されています(神戸市)。 一番福を目指して疾走する年始おなじみの神事ですが、今年は氷点下の極寒でおこなわれる可能性もありそうです。
北陸地方などで警報級の大雪の可能性
また、10日頃にかけては冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があります。 北陸地方(富山・石川・福井)、岐阜県と長野県の一部、山形県と福島県の一部で警報級の大雪となる可能性が指摘されています。 【10日各地の予想最低/最高気温】 旭川 -12/-2 札幌 -6/0 仙台 -2/5 東京 0/9 金沢 0/4 名古屋 -2/7 大津 -1/5 京都 -2/6 大阪 1/7 神戸 -1/7 奈良 3/8 和歌山 5/9 徳島 5/8 広島 -2/9 福岡 1/5 鹿児島 1/9 那覇 14/16