キッチン~脱衣所&洗濯室が横並び、家事ラクの平屋。引き戸が使い勝手をアップ
2.右のドアはパントリーと区切る引き込み戸
洗面所に向かって右側はパントリー、キッチンへと続くドアです。ここも普段はあけっ放しですが、料理をするときは洗面所や洗濯物へのにおい移りを防ぐため、必ず閉めています。引き込み戸にしたことで、洗面所とパントリーのどちら側の壁も収納スペースとして有効に使うことができています。
3.左は脱衣所と区切る鍵つきの引き込み戸
そして、洗面所に向かって左側の引き込み戸。洗濯脱衣室と浴室へつながります。 浴室を使っていることがわかるようにこのドアの上部には小窓がついています。娘がいるので将来のことも考えて、鍵つきのドアを採用しました。 わが家はガス乾燥機を使っていますが、乾燥機にかけられない衣類は、この脱衣所兼洗濯室に干せるよう、室内用物干し竿とバーを取りつけています。 北側で洗濯物が乾かないのではと心配していましたが、ドアを閉めて換気扇とサーキュレーターをつければ、しっかり乾きます。 また、このドアは、入浴後に幼い子どもたちが脱衣室から脱走するのを防ぐのにもひと役買っています。
悩ましいのは来客が手洗い後、裏動線を通ること
1年住んでみて、ひとつだけこの間取りで困っていることがあります。それは、来客が洗面所で手を洗ったあと、リビングへ行くときに、家族同様パントリーを通ってしまうことです。 家族が使う裏動線のつもりだった、通り抜けられるパントリー。来客時には、洗面所とパントリーの間のドアを閉め、家族も洗面を使ったあとは、いったん玄関側からリビングへ行くように気をつけています。 後悔ポイントはあるものの、水回りが一直線に並んでいることで、家事の負担が軽くなりました。この間取りに日々助けられています。
日刊住まい編集部