【2歳新馬/東京6R】4番人気クレーキングが快勝 岩田康「センスのいい走り」 新種牡馬ナダル産駒は早くも3勝目
15日の東京6R・2歳新馬(ダート1400メートル)は、新種牡馬ナダル産駒の4番人気クレーキング(牡・中舘)が3馬身半差の快勝。同じくナダル産駒のパースウェイド(牝・中舘)が2着に入り、同産駒・同厩舎によるワンツーを決めた。勝ちタイムは1分25秒9(良)。 5Rに続いての新馬戦ジャックとなった岩田康は「レースに行ってセンスのいい走りをしてくれました。追い出してからもいい脚で、距離が延びてもいいと思います」とレースぶりを高く評価した。 中舘調教師も「厳しい競馬になりましたが、根性を出してくれました。競馬では優等生で、センスのいいところを見せてくれましたね」と愛馬の奮闘をたたえた。また、ワンツーを決めたナダル産駒については「育成の段階から仕上がりが早そうだったけど、2頭ともタイプが違うんだよね」。これで早くも3頭目の勝ち上がりとなった新種牡馬だが、今後もさまざまなタイプが出てきそうだ。 昨年はのちのJpnⅠ羽田盃勝ち馬アマンテビアンコが制した新馬戦。同じシルクレーシング所有の本馬も勝ちっぷりはなかなかのものだっただけに、今後の飛躍が期待される。
東スポ競馬編集部