「賢い子の育て方」元化学教師がおすすめする、子どもの知的好奇心を育む科学館・博物館の楽しみ方
こんにちは。元・公立高校の化学の教員のいわママです。 ここ最近、毎日暑すぎて遊びに行く場所に困ってしまいますよね。そんな夏に、我が家は息子が2歳の時から積極的に科学館や博物館に連れて行っていました。科学館や博物館と聞くと、硬いイメージがあるかもしれませんが実はそんなことなく、小さな子から楽しめる仕掛けや展示がたくさんあります。 【マンガ】「無人島キャンプ」に参加した子ども達に“衝撃の変化”が!夏休みの挑戦で得られた成長の証とは? お子さんが小さくても親子で楽しめるポイントを紹介します。
「見て」「触れて」「体験して」楽しめる要素がいっぱい
科学館や博物館と聞くと、わたしのイメージでは「科学に興味がある子」「小学生以上」という少し硬いイメージがあったのですが、みなさんのはいかがでしょうか? 親になり、いろいろと調べる中で実は小さい子でも「見て」「触れて」「体験して」楽しめる要素がたくさんある科学館が多いことを知りました。夏に暑さに疲弊してお出かけ先を探すも室内の遊び場はどこも混んでいるしなにより高くて毎週は難しい……そんなときに初めて行ってみたのが東京都千代田区にある科学技術館でした。 当時まだ2歳の息子は理解はほぼしていなかったと思いますが、「ボタンを押す」「ハンドルを回す」など自分がした操作でものが動く様子がとても楽しいようで、何度も何度も試していました。息子はとくにその頃乗り物に興味津々だったため、自転車やクルマにまつわる展示物に大興奮でした。 そこからはいろんな科学館や博物館に息子を連れて行くようになったのですが、楽しみながら学べる工夫をしてある科学館がとてもたくさんあるなと感じました。 科学館では家や日常では体験できないレベルの規模の設備が置いてあることが多いので、知的好奇心を育むのにぴったりで、小さい子にとっては見たもの全てが新鮮で、普段は興味がなかったものに、関心を抱くきっかけにもなるかもしれません。 博物館は動物園でもみたことのない模型を展示していたり、図鑑でみるような生き物の剥製を間近でみることができるので、テレビや図鑑でみるのとはまた違った刺激がありました。