イタリアの「ビッグ3」が描く未来予想図とは?【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
ユベントスはディバラを攻撃の中心に据える意向
ユーベは今後、ディバラ(左)をC・ロナウド(右)と並ぶ攻撃の核に据えたい構えだ。イグアインを放出して、イカルディを獲得するプランも。(C)Alberto LINGRIA
セリエAは相変わらず新型コロナ禍によって中断中だが、ユベントス、インテル、そしてミランという「ビッグ3」の未来予想図は気になるところだろう。各クラブは来シーズンに向けて、どんな戦略を描いているのか?(文:マウリツィオ・クロゼッティ/訳:片野道郎 2020年5月7日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イタリア』を転載) ―――◆―――◆――― 新型コロナウイルス禍による中断という前例のない事態に陥っているセリエAが、再開に向けて動き出している。 まだ確実ではないが、もし再開されたとしても、待っているのは前代未聞の状況だ。クラブはピッチ上の活動をどう再スタートするかだけでなく、中断中に失われた収入の帳尻をどのように合わせるのか、そして今シーズンが終了した後に間断なく始まる移籍マーケット、さらには続く2020―2021シーズンのことにまで頭を巡ら
本文:4,979文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。