【美容医療より効く!?】コスメの力を最大限引き出す「石井美保のこすらないメソッド」
彼女がいつも光り輝いているのは、ベスコス受賞作に代表される有能コスメのポテンシャルを最大限活かしきれる肌状態だから。そして、 その状態に導いているのが石井式 「こすらないメソッド」。 羨望の美肌に近づくべくポイントをチェック! 〈画像でチェック〉あなたもやってない?スキンケア&メイクでやりがちな「NGアクション」 石井美保さん 美容家
せっかくベスコスを使っても、こすったら効果激減!
石井美保さん 肌をこすると、なぜいけないのか。それは、摩擦によって炎症が起こり、乾燥、くすみ、シミ、シワ、たるみ、毛穴目立ちなどいくつものトラブルが誘発されるから。そして、どんなに優秀なコスメを使っても“効かせられない肌状態”になってしまうからです。たとえば、ブライトニングケア部門の受賞アイテムでケアしても、こすっていれば肌の中で炎症が起き続けて赤みが引かず、メラニンが過剰に増え続けてしまうため、ベスコスが持つパワーを打ち消すことに。結果、なかなか透明感が高まりません。効かない理由をコスメのせいにしがちですが、原因は自分の肌状態にあるのです。だからこそ、肌をこすらないことを日々意識しながら、ベスコスでのケアを。今ある悩みが改善していくだけでなく、透明感やツヤ、ハリに満ちた美肌に近づけます!
ベスコスの力を最大化する「こすらないメソッド」、洗うとき以外もできていますか?
石井美保さん 肌に触れたとき、縦、横、斜めと手を動かすのに伴って、シワが寄ったり、肌表面がグイッと動いたりするのは、こすっている証拠。こすらないとは、“肌に触れても肌表面が動かない”ことです。最近は、肌をこすらずに洗うことを意識している方が増えたと思いますが、肌に触れるのは、顔を洗うときだけではありません。つまり肌をこするリスクはほかにもたくさんある。それを知ったうえで、防ぐことが大切です!
たとえば、スキンケアのたびにこすってる!
石井美保さん 肌に浸透させるために何度も手をすべらせたり、ぐいぐい押し付けたり。また、いい刺激を与えようとペチペチたたいてみたり、鏡を見ないでケアすることで力が強すぎたり。これらはすべて肌をこするリスク大で、美肌を目指すスキンケアのはずが逆効果に。石井式では、鏡を見ながら化粧水などを広げた手で肌を3秒ずつ包み込んでいく“3秒ラップ”が基本。摩擦なく、潤いや美容成分を届けられます。
たとえば、メイクでもこんなにこすってる!
石井美保さん こするリスクがあるのは、メイクも同じ。ファンデをのばすときに肌を引っ張ったり、チップやブラシ、指を何度も往復させたり、アイライナーをまぶたに突き刺したりと、あらためて鏡を見ながらメイクすると、いかにこすっているかに驚くはずです。ベースメイクは手に広げてスタンプ塗りをするなど、メイクもこすらない工夫を。 撮影/中村和孝(石井さん)、市谷明美(静物) ヘア/大野朋香(air) スタイリング/後藤仁子 イラスト/本田佳世 取材・文/楢﨑裕美 Edited by 加茂 日咲子
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