「えっ、なぜホンダが自転車を!?」クロスバイクだって後付で“電動アシスト化” ホンダの新サービス「スマチャリ」とは
交通事故の犠牲者ゼロに向けて 高クオリティの機能と安全性を実現
スマチャリならではの機能は、アプリを介したネットワークの活用です。 スマホによる電子キーが利用できるため、鍵の管理が不要になります。また、フレンド登録機能によって電子キーをシェアし、車両を共有することも可能です。
さらに、位置共有によって家族や友人がどこにいるのかを把握できます。そのため、子どもの見守りや友達との待ち合わせがスムーズになります。 また、事故が起こりやすい注意ポイントを表示することで、安全運転への意識を促し、事故発生率の軽減を目指しています。 さらにアプリを通じてパワーとレスポンスの調整が可能で、AIモードも搭載されています。これにより、走行シーンに応じて自動で最適な調整が行われ、より快適な走行を実現します。 加えて、走行データの管理により経路や走行距離、消費カロリーもアプリから確認することができ、日々の健康管理にもつながります。 そんなスマチャリは2023年11月からサービスを開始しており、ワイズロードがスマチャリ採用車第一号を販売しました。現在はスマチャリ採用車の拡大を目指しているとのことです。 今後の展望について、前出の担当者は次のように話しています。 「スマチャリを多くの自転車企業様に採用してもらえるよう事業を展開し、蓄積したデータをもとにさらなるアップデートを図っていくことを目指しております」 ※ ※ ※ 今後、スマチャリの拡大によって自転車走行データを多く集めて分析し、クルマと自転車の事故多発ポイントを把握するなど、全体の安全性の強化に貢献することが期待されています。 スマチャリから得たデータの活用によって、2050年交通死者ゼロに向けたホンダ全体のビジョンにつなげていくことを目標としているようです。
Peacock Blue K.K.