<怪獣8号>テレビアニメ初主演の福西勝也 瀬戸麻沙美、加藤渉と熱い思いで話題作に臨む
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の松本直也さんの人気マンガが原作のアニメ「怪獣8号」が、4月13日から毎週土曜午後11時にテレビ東京系ほかで放送され、X(ツイッター)でも全世界でリアルタイム配信される。原作は、2021年に「次にくるマンガ大賞2021」のウェブマンガ部門の大賞に選ばれたことも話題作。怪獣が容赦なく日常を侵す“怪獣大国・日本”を舞台に、謎の幼獣に寄生され、怪獣に変身してしまった主人公・日比野カフカの活躍を描く。日比野カフカ/怪獣8号役の福西勝也さんはテレビアニメ初主演となる。話題作に臨む福西さん、日本防衛隊第3部隊隊長の亜白ミナ役の瀬戸麻沙美さん、防衛隊員を目指す市川レノ役の加藤渉さんに作品への思い、収録について聞いた。 【写真特集】熱い!怪獣8号」声優が語る 写真を一挙公開
◇加藤渉、自衛隊体験を断念
--原作との出会いは?
福西さん 連載が始まった2020年夏に読み始めました。友人の間でも「すごいマンガが始まった!」と話題になっていました。当時、コロナ禍で声優業界も大変で、これから仕事がどうなってしまうんだろう?と不安に思っていたので、新しい面白いマンガに出会うのがつらい時期でもありました。メディアミックスした時、関われないかもしれないな……と考えてしまうんですよね。役者としては新しいものを取り入れなければいけないのですが、新しいものを取り入れるのが怖くて。そんな時、「怪獣8号」は、絶対に面白い、読んじゃった! べらぼうに面白い!!という感じで出会いました(笑い)。一度挫折したカフカと自分が重なり、勇気づけられるなと思いながら読んだのが始まりです。
加藤さん 福西さんと同じく連載が始まった時期に、友人の紹介で読み始めました。僕は、声優仲間とスタジオを借りて、ボイスドラマを収録する遊びを時々やったりしていて、別に誰に聞かせるわけでもなく、自分たちで楽しむために、自分たちが演じたくなるマンガを常に探しているんです。連載が始まった段階で、友人から「すごいマンガが始まった!」と聞いて、一緒にカラオケで収録し、演じたのがレノで「怪獣8号」との出会いでした。