ゴンドラとリフト故障、28日開業目指す 南砺のイオックス・アローザスキー場で安全祈願祭
南砺市才川七(福光)のイオックス・アローザスキー場の安全祈願祭が20日行われ、関係者約30人がシーズン中の無事故と本格的な降雪を願った。落雷によりゲレンデ上部のリフトとゴンドラリフトの電子機器が故障したため、営業を延期し、28日のオープンを目指す。同スキー場は県内で唯一ゴンドラを有する。 同スキー場によると、スキー場開きに向けて準備していたところ、12日にリフトの故障が分かった。リフトの修繕に使うためゴンドラを動かそうとしたところ、ゴンドラも落雷被害を受けたことが19日分かった。リフトは20日に修繕を終えた。 現在のゲレンデの積雪量は上部80センチ、下部15センチでまだ滑走できない。安全祈願祭で、スキー場を運営する医王アローザの北島清社長が「安全に万全を期し、28日には営業できるようにしたい」とあいさつした。 今季は10万人の来場を見込む。営業は来年3月9日まで。