「IR優良企業賞」で初受賞 ブラザー工業
ブラザー工業(本社名古屋市)は、一般社団法人日本IR協議会が主催する「IR優良企業賞2024」で「”共感!”IR賞」に選ばれたと発表した。受賞は初めて。 この賞は、企業の積極的なIR活動を共有し、効果的な手法の活用を目指すことを目的に、IR優良企業賞の開催25回目を機に2020年に新設された。本年度のテーマは「経営層と投資家との距離感を縮める取り組み」で、優良企業賞応募企業のうち「”共感!”IR賞」にエントリーした220社から、互選投票で18社が選定された。 ブラザー工業は、統合報告書の企画として「機関投資家と社外取締役の座談会」を開き、事業戦略の進捗(しんちょく)や課題について活発な意見交換を実施。内容の公表も行っている。座談会の取り組みは他企業からも多くの共感が寄せられ、受賞につながった。