【愛しのイチゴ特集・その3】廃校を活かした農園でイチゴ狩りとスイーツ/京都府福知山市
甘い香りと爽やかな味わいが魅力のイチゴ。京都北部にある農園のハウスでは、次々とイチゴが赤く色付き始め、年明けからイチゴ狩りがスタートするところも。カフェでは新鮮な実をたっぷり使ったスイーツが登場しています。思い切り味わえる農園やお店を紹介します。3回目は、京都府福知山市の廃校から生まれたイチゴ農園。(タウンタウン編集室)
「イチゴソムリエ」が案内するイチゴ狩り、パワーアップしたパフェも登場予定 『THE 610 BASE』(ムトベース)
旧中六人部小学校をリノベーションし、校庭に建てたハウスでイチゴを栽培する『THE 610 BASE』で、12月21日から朝どれイチゴの販売が始まった。品種は3つ。実が大きく甘さと酸味のバランスが良い「紅ほっぺ」、上品な甘さの「かおり野」、そして2021年に生まれた新品種「ほしうらら」。パック販売のほか、木・金曜日は量り売りもする。 イチゴ狩りは1月4日からスタート。7棟をぶち抜いたハウスの中を自由に移動でき、3品種の食べ比べが楽しめる。40分食べ放題で7歳以上2600円、4歳~6歳1600円、3歳以下200円。土日のみの予約制。
栽培を担当し、イチゴ狩りの案内役を務める森翔平さんは、このほど「いちごソムリエ」の資格を取得した。品種の特徴やおいしい実の見分け方、歴史に至るまで、広い知識を生かして、いちご狩りがより楽しめるようサポートする。THE 610 BASEには、「いちごソムリエ」が2人おり、京都府初の「いちごソムリエ認定農園」でもある。 旧校舎内のカフェでは、とれたての完熟イチゴを使ったスイーツが食べられる(1月以降)。ただ今2025年度バージョンのメニューを考案中で、スタッフの川元結衣さんは「3品種を使った贅沢なパフェが登場予定です」と話す。大粒の実が丸ごと入ったイチゴ大福やシフォンケーキなどもある。
(所)京都府福知山市字大内1767 (問)0773-20-2015 (営)10:00~16:00 (休)月・火曜日