「感謝しかない」ポジェムスキーがトンプソンとの仲を語る「『Google』や『YouTube』で検索しても出てこないアドバイスなんだ」<DUNKSHOOT>
7月19日(日本時間20日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ラスベガスで開催中の「NBA 2K25 サマーリーグ」でオクラホマシティ・サンダーを90-83で下して4戦無敗とし、セミファイナル進出を決めた。 【動画】オールルーキー1stチームに選ばれたポジェムスキーの1年目ハイライト! この試合でブランディン・ポジェムスキーは欠場したものの、193㎝・93㎏のガードはカリフォルニア・クラシック・サマーリーグとラスベガス大会で3試合に出場し、平均17.3点、7.0リバウンド、5.7アシスト、1.3スティールと、上々のスタッツを残している。 ルーキーイヤーの昨季、ポジェムスキ―は74試合の出場で平均9.2点、5.8リバウンド、3.7アシストに3ポイント成功率38.5%(平均1.2本成功)を記録し、チームでは2019-20シーズンのエリック・パスカル以来となるオールルーキー1stチームに名を連ねた。 オフにクレイ・トンプソンがダラス・マーベリックス、クリス・ポールがサンアントニオ・スパーズへ移籍したことで、2年目の今季はステフィン・カリーとともに先発バックコートを結成することが予想される。 19日のサンダー戦の途中に米メディア『NBA TV』のクリス・ヘインズ記者とのインタビューに応じたポジェムスキーは、トンプソンとの関係をこう明かしていた。 「感謝しかないね。『Google』や『YouTube』で検索しても出てこないし、得ることができないアドバイスなんだ。僕にとっては彼がいてくれたこと、コート内外で彼と一緒に体験できたすべてのことに感謝している。 数日前に、彼から電話があったんだ。そこで、僕は彼の人生でずっと兄弟なんだと言ってもらえて最高だった。彼との対戦、ダラスへ遠征して彼と競い合うのが楽しみだよ」 昨季のトンプソンは好不調の波が激しく、先発から外される時期もあるなど苦戦していた。そうしたなかでも、チームのためにポジェムスキーら若手へ手を差し伸べ、1日でも早くプロの世界に適応できるように尽力していた。 そんなトンプソンが入団したマブズは、昨季ウエスタン・カンファレンス5位の50勝32敗(勝率61.0%)の成績を残し、第5シードからプレーオフを勝ち上がってファイナルへ進出。新天地で34歳のピュアシューターは、リーグ最高級のバックコートデュオ(ルカ・ドンチッチ、カイリー・アービング)のサポート役を務め、自身5度目のリーグ制覇を目指す。 今季の詳細な日程はまだ発表されていないものの、昨季から導入された「NBAカップ」のグループ分けでウォリアーズとマブズは同じCに入っている。 トンプソンがウォリアーズの本拠地チェイス・センターへ凱旋する試合は、世界中から注目を浴びるに違いない。そのゲームでポジェムスキーやカリー、ドレイモンド・グリーンらかつての戦友とマッチアップするシーンは必見だ。 文●秋山裕之(フリーライター)
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