青森県・十和田奥入瀬地域、紅葉期の蔦沼で入場制限、早朝は事前予約制、協力金も、オーバーツーリズム対策で
十和田奥入瀬観光機構は、紅葉期の蔦沼(つたぬま)周辺におけるオーバーツーリズム対策として入場制限を実施すると発表した。蔦沼は蔦温泉から徒歩10分。ブナの天然林に囲まれ、秋の絶景「蔦沼の朝焼け」が人気だが、来訪者の集中による周辺エリアの混雑やトラブル、植生の破壊、渋滞・路上駐車の発生など、さまざまな課題を抱えている。 このため、十和田湖周辺交通渋滞対策協議会は2024年10月20~31日の期間中、5時~7時30分の早朝時間帯は事前予約制を導入し、入場者数を制限。また、渋滞対策・環境保全協力金として1人2000円、自動車1台2000円、バイク1台1000円を徴収する。予約はオンラインのみで受け付け、先着順の予約枠がなくなり次第終了する。予約は1グループにつき入場人数8人、自動車/バイク1台まで。団体の申し込みは受け付けないという。
日中は予約不要、バスは駐車不可で回送対応
同期間中の日中時間帯(7:30~16:00)は、自動車、バイク、バスの入場には予約の必要はないが渋滞対策・環境保全協力金の支払いが必要となる。協力金は、自動車1台2000円、バイク1台1000円、バス1台1万円を現地で現金払いのみで受け付ける。バスは駐車不可とし、回送対応が必要となる。
トラベルボイス編集部