北朝鮮、日本の朝鮮総連に対し韓国人との“交流断絶”指示 韓国メディア
北朝鮮が、日本の朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会に対し、韓国人と交流を事実上、断絶するよう求める指示を出していたと、韓国メディアが伝えました。 韓国の大手新聞社・東亜日報は4日、北朝鮮当局が朝鮮総連に対して、韓国との統一に関するすべての活動を中止するよう指示を下したと報じました。 これは去年12月、金正恩総書記が韓国をめぐって「敵対的な国家関係」と強調し、南北統一をめぐる協議に応じない姿勢を示したことが影響しているとみられます。 今回の出された指示は13の項目に分けて示され、この中で「民族教育に理解を示し、朝鮮学校を支援しようとする韓国の団体などとの関係断絶」を求めているということです。 こうしたことから事実上、朝鮮総連などに好意的な韓国人と交流をしないよう指示しているものとみられるとの見方を伝えています。 一方、今回の指示に対する内部での反発も大きいということです。