ウクライナ、100万世帯停電 プーチン氏「政府中枢」への攻撃示唆
ロシア軍は28日、ウクライナ各地の電力施設などに大規模な攻撃を行った。AFP通信は、この影響で少なくとも100万世帯が停電したと伝えている。一方、ロシアのプーチン大統領は同日、米国製の長射程ミサイルでのウクライナ軍によるロシア領内への攻撃が継続していることに対する報復だと主張した。 【写真】ロシア通貨ルーブルが急落 米制裁が影響か、侵攻直後以来の水準に プーチン氏はさらに、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)の首脳会議で、新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」の性能を改めてアピール。新たな標的を選定中で、対象には「キーウの意思決定機関などもありうる」と述べて、ウクライナ政府中枢も標的にしうることを示唆した。
朝日新聞社