【パリ五輪】やり投・斉藤真理菜は決勝進出ならず「悔しい気持ちもあるけど、思いっきり投げられて楽しかった」
◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)7日目 パリ五輪・陸上競技7日目のモーニングセッションが行われ、女子やり投予選A組に出場した斉藤真理菜(スズキ)は59m42で組10位。総合21位に終わり、上位12人が進める決勝進出はならなかった。 パリ五輪メダリスト&日本人成績をチェック! 3回投げて結果は1投目から順に59m42、ファウル、57m42。予選通過記録の62m00はもちろん、60mにも届かなかった。 しかし、どこかすっきりした様子を見せた斉藤。「悔しい気持ちもありますけど、やれることをやって、もう全部出し切って思いっきり投げられたので、とても楽しかったっていう感じ」と振り返った。 2017年に62m37をマークしている斉藤。その年のロンドン世界選手権に出場している。その後は故障もあって苦しい時期もあった。しかし、調子を取り戻し、昨年のブダペスト世界選手権に出場。そして、初めてオリンピックの舞台に立つことができた。 「世界陸上とは雰囲気が全然違いました。やはりこれだけの観客が入ってるのもすごいですし、何より五輪のマークを胸に、出れてるっていうのも、またすごくうれしかったです」 大舞台で自分ができる投てきを披露。充実感を見せて、スタジアムを後にした。
月陸編集部