スクート、A321neo日本初投入 成田へ台北経由、週5往復増便=夏ダイヤ計画
シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのスクート(TGW/TR)は3月27日、台北(桃園)経由のシンガポール-成田線を増便すると発表した。現地時間4月1日から週5往復を追加し、エアバスA321neoで運航する。スクートが日本路線にA321neo投入するのは初めて。夏ダイヤ(3月31日から10月26日)の日本路線は成田と関西、札幌(新千歳)の3空港に乗り入れ、合計で週30往復運航する。 増便分は水曜と日曜を除く週5往復で、運航スケジュールは成田へ向かうTR874便がシンガポールを午前8時45分に出発し、台北には午後1時40分着。台北を午後3時に出発し、成田へは午後7時5分に到着する。シンガポールへ向かうTR875便は午後8時10分に成田を出発。台北着発とシンガポール着は曜日によりスケジュールが異なる。 スクートのA321neoは1クラス236席。同180席のA320ceo(従来型A320)と比較すると56席、同186席のA320neo比では50席増となる。 同社の日本路線は、シンガポール-成田線の直行便(TR808/809)が1日1往復(週7往復)。台北経由は今回の増便を合わせ週12往復で、成田を昼ごろに着発する既存便(TR898/899)も1日1往復運航する。成田線の既存便はボーイング787-9型機で運航する。 シンガポール-関空線は直行便のみで1日1往復、シンガポール-札幌線は台北経由のみで週4往復。関空線の機材は787-9と787-8で曜日により異なる。札幌線には787-8を投入する。
Yusuke KOHASE