大分放送

大分県日田市に住む60代女性が、SNSで知り合った日本人男性を名乗る人物からショッピングサイトの開設を勧められ、およそ115万円をだまし取られました。 警察によりますと、12月上旬、日田市に住む女性（60代）が、Facebookで日本人男性を名乗る人物と知り合い、LINEでやり取りを続ける中、恋愛感情を抱くようになりました。 女性は相手から「インターネットでショッピングサイトを出せばお金を稼げる。2人で一緒にお金を貯めたい」と誘われ、服飾関係のサイトを立ち上げました。その後相手から「商品が売れて利益が出ている」と言われ、女性の口座に1万5千円が振り込まれたため、話を信じたということです。 その後、相手から「服の購入資金が必要」と要求され、指定された口座に3回にわたり現金、およそ115万円を振り込みました。 女性が利益を引き出そうとしたところ、相手から「税務署の審査があるので、引き下ろすには手続きが必要」と言われたことを不審に思い、警察に相談して詐欺の被害が判明しました。