5億円馬がSTV賞で待望のオープン入りへ 好調の勢いそのままに白星狙う
値段にふさわしい走りを見せられるか。ディープインパクト産駒のショウナンアデイブ(牡5、栗東・高野友和厩舎)が、土曜札幌11RのSTV賞(3歳上・3勝クラス・芝2000m)でオープン入りを狙う。 【写真】ショウナンアデイブこれまでの軌跡 ショウナンアデイブは父ディープインパクト、母シーヴ、母の父Mineshaftの血統。半姉のキャスリンソフィア(Cathryn Sophia)は16年のケンタッキーオークスの覇者。20年のセレクトセール1歳では最高価格となる5億1000万円(税抜)の高値で取引された。 ここまで21戦3勝。総獲得賞金は7000万円余りなので、まだ取引価格の8分の1程度だが、5歳を迎えて本格化気配がある。前々走の明石特別で1年4カ月ぶりの白星をゲット。続く前走の下鴨Sでも2着に健闘し、目下5戦連続で馬券圏内確保となっている。 徐々に減ってきた現役のディープインパクト産駒の中でも屈指の良血馬。ここで関係者が待ちに待ったオープン昇級となることを期待したい。