レースに向け英気養う トライアスロンカーボパーティー 徳之島
鹿児島県徳之島を舞台とする第37回「トライアスロンIN徳之島大会」(同実行委員会主催)のカーボパーティーと競技説明会が21日、同島の天城町B&G海洋センターであった。選手や地域住民や大会関係者など600人超が集った会場では町内の婦人会などが用意した手料理やフルーツが振る舞われ選手らを歓迎。全国から集った鉄人たちは飲食を楽しみながら23日のレースへ向けて英気を養った。 カーボパーティーは島内小中学生のダンスチーム「DANCE JETs」のダンスで開幕。あいさつに立った森田弘光天城町長は「37回に及ぶ歴史のある大会に成長できたのは皆さんの徳之島への愛のおかげ」と感謝を込め、「大会後のどんちゃん(打ち上げ)パーティーまで楽しめるよう完走してほしい」と選手らを激励した。 選手宣誓は茨城県から参加の嶋田朋子さん(52)が務め、「島の皆さんの熱い声援に応えるためにも日ごろのトレーニングの成果を思う存分発揮して笑顔でゴールします」と元気いっぱいに宣言した。 今大会には総合の部440人、リレーの部58チーム、162人の計602人がエントリーしている。レースは23日午前8時、天城町の与名間ビーチのスイム2キロでスタート。島内1周するバイク75キロ、同町総合運動公園を発着点とするラン20キロのコースで競う。
奄美の南海日日新聞