V.ホエーリーに初優勝のチャンス到来「失うものは何もないけど得るものはある」
米男子ツアーのフェデックスカップ・フォール最終戦、ザ・RSMクラシックは23日、米ジョージア州シー・アイランドGCのシーサイドコース(7,005ヤード・パー70)で第3ラウンドが終了。ツアー未勝利の29歳、ヴィンセント・ホエーリー(米)が「63」の好スコアを叩き出し、通算14アンダー首位タイに浮上した。 9位タイからスタートしたホエーリーは3番でバーディを先行させると、5番、7番、8番と順調にスコアを伸ばす。後半も13番、15番でバーディを追加すると、最終18番で7つ目のバーディを奪取。同じく「ツアー未勝利の29歳」であるマーベリック・マクニーリ(米)とトップで並び、PGAツアーで初めて最終日最終組でプレーすることになった。 ホエーリーは前週大会で5位タイを記録し、ポイントランク123位から113位に上昇。来季のシード(今大会終了時点の125位以内)を事実上確定させたが、ここで勝てばマスターズと全米プロゴルフ選手権の出場権や2年シードを得られるとあって、「失うものは何もないけど得るものはある。だからこのチャンスにただただ興奮している」と話している。