【韓国】大統領弾劾訴追案ボイコットで批判受けた与党 代表が2度目採決の参加促す
韓国与党、国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)代表が11日、尹錫悦大統領の2度目の弾劾訴追案票決(14日予定)への、所属議員の参加を促した。 韓国日報は11日「国民の力の中枢の関係者は、韓代表が次の票決の時、我が党議員たちが会議場に出席して票決に参加しなければならないと考えると周辺に話した」と伝えた。 総議員数300人のうち200人の賛成が必要な7日の採決では、与党議員105人が参加せず、定足数不足で弾劾訴追案は不成立となった。直後、不参加とした議員の事務所や国民の力の党本部では、市民らが抗議運動を続け「我々の代表として選出された議員が、大事な投票に参加しないことは許されない」「次はあなたに投票しない」など、批判が集中した。 韓国の毎日新聞は12日「2度目の採決を控えて国民の力の内部では『弾劾賛成』または『票決出席』の機運が感知されている」と伝えた。票決は無記名のため、与党議員が参加した場合、弾劾訴追案は国会を通過する可能性もある。