ジャンタルマンタル

　「皐月賞・Ｇ１」（１４日、中山） 　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一（栗東）、石堂道生（美浦）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】前々走はどうだった？朝日杯ＦＳ時の馬体をチェック 　【ジャンタルマンタル　Ｂ】 　芝千六と千八で４戦しているが、胴長＋脚長で肩の角度も適性。ある程度完歩が大きい走法で、もう少し距離の融通性はありそうだ。ただ攻めでもレースでも少しハミをかみ、現状は緩急の少ないよどみのない流れが最もパフォーマンスが上がりそうだ。朝日杯ＦＳ同様、今回もトモの股部分と臀部（でんぶ）が凹んでおり、前走の共同通信杯よりボリュームは足りない。ただあばらをくっきりと見せ、かなり体脂肪の少ない姿形。今すぐにでも使えるぐらいだ。週末と当週の追い切りと長距離輸送をうまくクリアして、この体を維持できれば速い脚が使えそうだ。（馬サブロー栗東・吉田順一） 　〈１週前追い切り診断〉栗東坂路で４Ｆ５４秒２－３８秒８－１１秒８（仕掛け）をマーク。テンポ良くスムーズに登坂し、ゴール前で仕掛けられると鋭く伸びた。気配は絶好だ。