“月面着陸”の宇宙船が時計に!【わずか11本の限定ムーンフェイズウオッチ】文字盤には二種類の月隕石も!?
天才時計師の名を受け継ぐスイスの時計ブランド“ルイ・モネ”は、Watches & Wonders 2024で発表した“ムーン テック”を発売。2024年12月1日より、世界限定11本の販売を開始した。 【画像】アポロ11号が文字盤に、限定モデルを別アングルで見る “宇宙”をインスピレーションの源に、数々のユニークな時計を生み出し続けている“コズミック アート”コレクションより発表された“ムーン テック”は、史上初めて人類による月面着陸に成功したアポロ11号の司令船に使用された希少素材があしらわれたわずか11本の腕時計だ。
本作3時位置のインデックスには、乗船する宇宙飛行士を熱から守るためのに使用された高性能のポリイミドフィルム“カプトン”が用いられており、人類史における偉業をともにした宇宙船の一部を身に着けることになる。 文字盤は表面の微細構造により光が反射・干渉し合うシリコンウエハー製で、中心にはマーブルグレーの月隕石“ガダミス005”とブラックの月隕石“ドファール457”がセットされたドーム型ディスクを搭載。このドーム型ディスクは、満月の日にマーブルグレーの月隕石、新月の日にブラックの月隕石が、3時位置のインデックスに到達するよう正確に回転する。
その回転周期の誤差は、135もの歯車を持つ新型キャリバーにより、122年にわずか1日という高精度を誇り、月相表示が隠れることなく常に2種類の隕石を鑑賞することができるのも、従来のムーンフェイズと異なるポイントだ。 さらに、長・短の針が一対となりそれぞれが30秒ずつを刻むという、新デザインのスモールセコンドも採用されており、本作ならではの斬新な文字盤が生み出されている。 ケースはグレード5チタン製で、サテン仕上げとポリッシュ仕上げを実施。オープンワーク仕様のラグには、アリゲーターレザー製のケース一体型ベルトが接続される。価格は660万円。
文◎Watch LIFE NEWS編集部