セルティックからサウジアラビアに向かった1年は無駄だった? 欧州に戻ったポルトガル人アタッカーに続く苦悩
キャリアプランを間違えてしまったのか
セルティックの前線でFW古橋亨梧との相性も抜群で、セルティックから欧州ビッグクラブへステップアップ出来るのではと思われた逸材は、昨夏にまさかのサウジアラビア行きを選択した。 昨夏にアル・イテハド移籍を選んだのは、ポルトガル人FWジョタ(25)だ。サウジアラビアは近年人気の行き先ではあるが、まだ20代半ばのジョタが向かうには早すぎただろう。しかもアル・イテハドでは選手登録枠の問題でデビューが遅れ、散々な日々を過ごした。 状況を変えるべく、ジョタは1年でサウジアラビアを脱出。今夏にはフランスのレンヌと契約を結んだ。ここまでは良かったが、レンヌでの現状は少々ピンチだ。 ここ最近は出番が減っており、前節ナント戦もベンチに座ったまま出番がなかった。チームも12位と苦戦傾向にあり、チームを指揮するホルヘ・サンパオリは守備を優先して選手を選んでいるようだ。 仏『L’Equipe』にて、サンパオリは「(ジョタに関して)結論を出すには早すぎる。短期的にはパフォーマンスや状況に応じて選択を変えていかなければならない。現在優先すべきは守備だ。そこから自信が生まれる」とコメントしている。ジョタはウイングの選手だが、ここまでは8試合に出場して1ゴールのみと思うような結果を残せていない。 スコットランドの『Daily Record』はジョタがレンヌでもピンチとセルティック出身選手として心配しているが、状況を打開できるのか。ややキャリアプランを誤ったようなところがあり、この2年の躓きは残念だ。
構成/ザ・ワールド編集部
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