<プールの授業「日焼け止め使用禁止」で論争>「肌が弱い子がかわいそう」「使うとプールの水が汚れる」「先生は更衣室でこっそり塗っていた」教育委員会は「校長の判断に委ねてる」と話すが…
「もし学校が禁止したら、即クレームを入れますよ」
次に、日焼け止めの使用が許可されている保護者の意見を紹介しよう。 ●40代自営業・小6女子の母親 「私は娘に毎日、日焼け止めを塗るように言っています。もし、学校がプールのとき日焼け止めを塗ることを禁止したら、即クレームを入れますよ。そのせいで将来、シミになったら可哀想じゃないですか」 ●40代会社員・小3男子の母親 「︎うちの子の学校では、日焼け止めを学校に持って行くことが許可されていて、みんなプールの授業前に教室で日焼け止めを塗っていると聞きます。 今どき、日焼け止め禁止の学校があるということに驚きです。肌を守るためにも、日焼け止めは絶対に必要だと思います」 (40代会社員・小3男子の母親) ●30代事務職・小5女子の母親 「日焼け止めについて、学校から特に何か言われたことはないので、禁止はされていないんだと思います。娘は毎朝、日焼け止めを塗ってから登校していますね。 『プールの時間はもちろん、登下校のときも日差しが気になる。絶対に日焼けしたくないから、本当はこまめに塗り直したいけど、日焼け止めを学校に持って行くことは禁止されていて、それができないのが辛い』と娘は言っていました」 ************* 2024年も全国的に厳しい暑さが続き、屋外では非常に強い日差しが連日のように降り注いでいる。紫外線による児童の肌へのダメージを防ぐためにも、学校側には柔軟な対応を期待したいものだ。 ※「集英社オンライン」では、学校にまつわる事件、トラブルについて教師、PTA役員からの情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: shueisha.online.news@gmail.com X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班
【関連記事】
- 「冷えてないと無理」「味が嫌い」「水道水は不衛生」…令和に水が飲めない子ども急増の理由。昭和・平成の親世代は「私たちは学校で蛇口から直飲みしてたけど…」
- 「足が痛い」は子どもの熱中症のサイン! 大人より+7度の体感気温…酷暑の夏、見逃してはいけない子ども熱中症SOS
- 〈公衆プールでの“迷惑”性的行為〉子連れ客が激怒!「更衣室のカーテンは閉めないでください」の張り紙も効果薄で…施設担当者は「客足が遠のいた」「でも明らかなルール違反でないと注意できない」
- 「ムスコは元気か?」サウナ室内で“不適切行為”が横行し、鹿児島の人気ヘルスセンターが閉店「夫婦で来店したのに夫が男湯でこっそり…」「厳しく注意喚起の張り紙をしたらクレームが殺到」
- 小学校「暑すぎてプール中止」だけじゃない酷暑対策…休み時間の外遊び制限、体育の授業は振替、登下校時は日傘、ネッククーラー、水筒を持参