2023年度に県内で認知されたいじめ件数は2560件 県や県警などがいじめ防止に向け共同で行動宣言【徳島】
JRT四国放送
2023年度の全国のいじめ認知件数が過去最多だったことを受け、11月20日、徳島県と徳島県警などが共同で、いじめ防止に向けた行動宣言を行いました。 「『いじめ』ゆるさんけん!徳島行動宣言」 宣言は後藤田正純徳島県知事のほか、中川斉史教育長、堺瑞崇徳島県警本部長、元木章生徳島県議会議長の4人が共同で発表しました。 この中には、いじめを許さず強い姿勢で臨むことやいじめの早期発見、解決を図ることなど、3つの行動指針が示されています。 また、12月17日には、徳島県内の小中高校、特別支援学校で「いじめ問題」について考える授業も行われます。 2023年度、県内で認知されたいじめの件数は2560件で、このうちいじめがなくなった「いじめ解消率」は89.3%でした。 県などは、100%を目指して取り組みを推進していくとしています。 こうした宣言が出されるのは、今回が初めてです。