【予算別】この冬を快適に過ごす「あったか家電」
暖冬だった昨年と異なり、2024~2025年の冬は厳しい寒さとなりそうだ。日本気象協会によるとこの冬はラニーニャ現象の発生により、気温が低下し、大雪になる傾向があるという。また、乾燥がすすむと風邪をひきやすくなるため、しっかりと寒さ対策をしたい。そこでこの冬を快適に、健康に過ごすためにおすすめの家電を紹介していこう。 【画像】ホットカーペットを立てかけたような暖房器具「ぐるポカ パネルヒーター」 冬場の暖房を考えた時、最も省エネ性が高く、効率的に室内を暖められるのがエアコンなのは間違いない。住宅環境や地域によっては床暖房や石油ストーブなどの選択肢もあるが、まずは基本としてエアコンを使い、ピンポイント暖房やより快適に過ごすために、プラスアルファして活用することをおすすめしたい。
また、エアコンでの暖房には部屋や肌が乾燥したり、部屋が暖まりすぎるとぼーっとしてしまうといったマイナス点もある。このため、エアコンの暖房が苦手だという人も多い。そういった場合にここで紹介する暖房機器を活用してほしい。 ■【1万円以下】パネルヒーターで足元を暖める 在宅仕事のときなどに気になるのが足元の冷えだ。靴下を履いたり、暖かいスリッパを履く手もあるが、おすすめしたいのが、デスク下にセットできるパネルヒーターだ。これは言わばホットカーペットを立てかけたような暖房器具。コの字型や円形になる製品なら、足元を包み込むことができる。
パネル自体は高温にならないため、足先が触れても火傷をすることはない。じんわりと暖めてくれるのだ。 さまざまな製品がある中でおすすめなのがアイリスオーヤマの「ぐるポカ パネルヒーター」。開けた状態、円形に閉じた状態、片足ずつ包み込んで閉じた状態(逆ハート型)の3つの形状で利用可能。電気代は1時間約2.1円と安いのもポイントだ。 小型サイズで設置しやすく、電源を付けてすぐに暖まることができるのが、電気ヒーターだ。基本的にはヒーター管を加熱して、その輻射熱で暖める仕組み。このため、エアコンのように部屋全体を暖めるのではなく、ピンポイントにその付近を暖める使い方に向く。石油ストーブやガスストーブとは異なり、燃料を燃焼しないため、空気が汚れにくく、安全性も高い(ただし高温になるため、接触によるやけどには注意が必要)。