針に感謝し裁縫の技術向上を願う 和服専門学校で「針供養」/奈良
使えなくなった針に感謝する「針供養」が奈良市の和服専門学校で行われました。 奈良市にある大原和服専門学園で行われた針供養には、着物姿の学生や教職員が参加しました。針供養は、折れたり曲がってしまった針を豆腐に刺して供養するとともに裁縫の技術向上を願うものです。この日は、学校にある「針塚」の前で地元の神社の宮司により祝詞が読み上げられたあと、学生らは、愛用してきた針を感謝の思いを込めながら豆腐に刺して供養しました。 学生は- 「くじけたりした時も針が支えてくれて、ずっと縫い続けて来たので、『ありがとう』という感謝の思いがいっぱいです。」