提供：オタク総研

アップル社は先日、秋シーズン恒例となる製品発表イベント「Apple Event」を今年も開催すると正式に発表。9月9日（月）に新製品「iPhone 16」シリーズなどが発売されることが予想されるが、早くも主要ECサイトでは「iPhone 16対応」と謳うアクセサリー類が多数用意されている。 【画像】Amazonで「iPhone,16」と検索すると…先行商品が多い現状（全3枚） アップル社は毎年秋に新製品発表イベントを開催しており、今年のテーマは「It's Glowtime.（時が満ちる。）」と銘打たれている。例年通り、最新のiPhoneシリーズの発表が予想されているが、その詳細は公式には明らかにされていない。 しかし、Amazonや楽天市場などの大手ECサイトを見てみれば、すでに「iPhone 16」向けとされるケースや保護フィルムなどのアクセサリーが多数出品されており、製品は昨年以前からも同様に見られていた。 理由については様々あるが、メーカーから事前に提供される設計図を基に製作される場があり、機密保持契約を結んでいない企業が製造したり、差別化を図るために意図的に「先出し」したりといった可能性も指摘されている。 また、一部ブランドでは、現地日本法人があるにも関わらず、特別キャンペーンを開催するというフライングを実施。中国を拠点とするアクセサリーブランド「NIMASO（ニマソ）」は29日から、公式発表前の「iPhone 16」や「Apple Watch」の新モデルが当たるキャンペーンを展開していた。 これに対し批判の声が上がったことを受け、同社は公式声明を発表。「プレゼントキャンペーン告知に関し、誤解を招く表現がございました。お詫び申し上げます」と謝罪し、画像には非公式のイメージ画像を使用していたこたが判明。現在は製品名を「iPhone 2024」といった仮称に変更しつつ、キャンペーンを継続している。 また、こうした先行販売製品の多くは図面などを基に製作されているとみられるが、一部には前モデルの「iPhone 15」用製品をそのまま流用しているケースも存在可能性もあるので、公式発表前の関連アクセサリーは慎重に検討していただきたい。