俳優の火野正平さん死去 独特の存在感
個性ある役どころを演じ、ひょうひょうとした独特の存在感で親しまれた俳優の火野正平(ひの・しょうへい、本名二瓶康一=にへい・こういち)さんが14日、自宅で死去した。75歳。東京都出身。葬儀は家族で行った。 1973年放送のNHK大河ドラマ「国盗り物語」で羽柴秀吉を演じて注目を集めた。時代劇や任きょうものを中心に数多くのテレビドラマや映画に出演。主な出演作にドラマ「新・必殺仕置人」、NHK連続テレビ小説「芋たこなんきん」、映画「終戦のエンペラー」など。 NHKの旅番組「にっぽん縦断 こころ旅」では、地元の人たちと交流する姿が人気を集めた。