尼崎で不審火相次ぐ 駅構内のトイレや市営住宅で 数日前にも発生、関連など捜査
10日午後5時50分ごろ、兵庫県尼崎市水明町の阪神尼崎センタープール前駅構内のトイレで、トイレットペーパーや毛糸などが焼けた痕跡を駅員が見つけ110番した。 【動画】「離れろ!」犯人役が威嚇、電車内で乗客刺し放火した想定 神戸で合同訓練 この約3時間後、約500メートル北東にある同市蓬川町の市営住宅のエントランスで、のぼり旗の燃えかすがあるのを住民が見つけ110番した。 県警尼崎南署によると、いずれも建物への延焼はなく、発見時には既に火は消えていた。けが人もいなかった。周囲に火の気はないという。 6日にも、同じ市営住宅の駐輪場で自転車の前かごが焼けたほか、5日には、近くにある県営住宅の植え込みの枯れ草から出火しており、同署はこれら4件の関連の有無や出火原因を調べている。