まるで枝豆の香り!?期待の「茎レタス」 偶然の発見から生まれた“新品種” 早くもシェフ太鼓判
記者: 「トウモロコシみたいな香りしてきました」 ホテルシェラリゾート白馬・金沢光久総料理長: 「ね~、するでしょ」
5分ほど茎を炒めたら、葉も投入し、じっくりと加熱したら皿に盛ります。
これにかけるソースはベーコン、ニンニク、トマト、アボカドを炒めて作ります。 塩、レモン果汁を加え、最後にバジルを入れたらソースの出来上がり。
これを「ひすいのかおり」にかけ、バゲットを炒めたクルトンを乗せたら完成です。 (記者リポート) 「非常にシャキシャキしています。かめばかむほどニンニクの香りと、枝豆のような香りが絶妙にマッチしていて非常においしいです」
中国料理担当の阿部剛士シェフも2品、作ってくれました。 中国料理担当・阿部剛士シェフ: 「茎レタスのここの部分を使ってあえものを作ります」
「ひすいのかおり」は茎の部分を適当な長さに切り、皮をむいて薄切りにします。 中国料理担当・阿部剛士シェフ 「あんまり薄く切らない方がいい、このシャキシャキが面白いので」
ボウルに入れて塩を揉み込み、半日ほど漬けたら、細長くカット。
これを砂糖と塩でもみ込んだクラゲ、熱したピーナッツオイルをかけて1日置いたショウガと長ネギと一緒にあえたら完成です。
続いては炒め物。 葉と茎を食べやすい大きさにカット。
茎は柔らかくなるまで下ゆでします。 白ごま油を引いてニンニクを炒め、鶏ガラスープ、塩コショウ、刻んだ長ネギを加えて強火で加熱。 そこにゆで上がった「ひすいのかおり」を投入。
水溶き片栗粉でとろみをつけ、香味油を加えたら完成です。
(記者リポート) 「これも食感が非常にシャキシャキしていますね。かめばかむほど、ほんのり甘みのようなものも出てきます」
ホテルではまだ茎レタスの料理は提供していませんが、流通量が増えれば扱ってみたいと金沢シェフは話します。 ホテルシェラリゾート白馬・金沢光久総料理長: 「これで(本格的に)生産が始まってくれば、うちはこの香りをお客さまに楽しんでもらいたいなっていうのは、思いますね」