【巌流島】第2回バーチャルファイトは「天下一武道会」、木村"フィリップ"ミノル、照強、村田夏南子、三上ヘンリー大智が参戦
2024年8月23日(金)都内にて記者会見が行われ、『巌流島バーチャルファイト』の第2弾『巌流島VIRTUAL SURVIVAL2』の開催が発表された。 【写真】木村ミノルのマッスルを強調したイメージ画像 試合が行われる日時や場所は非公開。試合映像は9月7日(土)21:00より、巌流島の公式YouTubeチャンネルにて全世界へ向けて公開される。 今回の闘技場は『ドラゴンボール』の天下一武道会のイメージで、選手たちの頭上を龍が舞うような映像になるという。 試合は前回と同じく4試合、それぞれ違うルールで行われる。 ▼ボクシングルール 3分3R延長1R 74kg契約 木村"フィリップ"ミノル(キックボクシング/山梨・ブラジル) デイン・エッジ(ボクシング/ニュージーランド・マオリ族) 木村は2022年12月28日に両国国技館で開催された『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』で、巌流島に初出場。矢地祐介とMIXルールで対戦してKO勝ちしたが、RIZINでのドーピング検査で陽性となり矢地戦前にも使用していたことを告白したため、木村と矢地の試合は「ノーコンテスト=無効試合」となった。 出場停止処分になっていたが、ドーピング検査で陰性が証明されると2024年3月の『RIZIN』に出場。ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)をKO寸前まで追い込むも、2RにKO負けを喫した。5月に公開された『巌流島バーチャルファイト』でセネガル相撲のアマドゥ・ディア(セネガル)とボクシング特別ルールで対戦し、1Rに左フックでKO勝ちしている。 対戦相手はニュージーランドのボクサーであるエッジ。「ニュージーランドには様々な民族がいて、一番強いと言われるマオリ族というだけで選びました」(谷川貞治プロデューサー)。172cm、72kgでボクシング戦績は1勝1敗。 ▼巌流島ルール 3分3R 無差別級 照強(大相撲/淡路島) ウィ・ソンオ(タフマンコンテスト/韓国) 照強(てるつよし)は元・大相撲で最高位は前頭3枚目。スピードを活かし、前に出て攻める相撲で前頭3枚目まで上りつめる。2024年3月に大相撲を引退したばかりで、現在29歳と若く、巌流島参戦を決めた。169cm、107kg。 ソンオはNetflixの人気サバイバル番組「フィジカル100」のシーズン2におけるタフマンコンテストで優勝。ボブ・サップの推薦を受けての出場となる。178cm、120kg。 ▼QUINTETルール 8分一本勝負 57kg契約 村田夏南子(レスリング・UFC/愛媛県) ジョン・ヒョンソン(レスリング・柔術/韓国) 桜庭和志プロデュースのグラップリング大会『QUINTET』の提供試合。 村田は柔道でテューリンゲン国際大会優勝するなど活躍後、レスリングに転向し、世界ジュニア、アジア選手権の55kg級優勝。2016年4月の『RIZIN.1』でプロMMAデビュー後、2019年11月にInvicta FCストロー級王者に。 UFCでは、2020年11月にランダ・マルコスに判定勝ち。2021年6月に現女子ストロー級6位のヴィルナ・ジャンジローバと対戦も、1Rに腕十字を極められ、2Rに左ストレートを出した際に左ヒジを脱臼し、ドクターストップによるTKO負け。2023年10月の再起戦でヴァネッサ・デモプロスに判定負けを喫した。MMA戦績12勝3敗。156cm、53kg。 ヒョンソンは13歳からレスリングを始め、大学卒業後はナショナルチームで活動。男性と試合してタックルで点数をとり勝利した経験もあるというパワータックラー。2015年レスリング韓国全国体戦1位。柔術も習い、2021年柔術韓国ジェジュ洞代表選抜戦1位。膝十字、腕十字、テイクダウンが得意技。162cm、57kg。 ▼キックボクシングルール 3分3R延長1R 無差別 三上ヘンリー大智(MMA/青森・ブラジル) クラウディオ・グリズリー・イストラテ(K-1/ルーマニア) 三上は剣道出身で第64回全日本学生剣道大会個人3位で全日本強化選手に選ばれたことも。2019年6月にシュートボクシングでプロデビューし、SBで2勝(2KO)、キックボクシングで2勝。MMAはデビュー戦で岩﨑大河に判定で敗れるも、以後は4連勝。また、2023年12月にはKNOCKOUT-UNLIMITEDルールで初回TKO勝ち。 イストラテはルーマニア出身でイタリア在住のISKAヨーロッパ・ヘビー級王者。ガードが固く、攻撃は大胆に突進するのが持ち味。2023年9月のK-1に初来日し、「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」の1回戦でマハムード・サッタリを初回KO、準決勝でシナ・カリミアンに判定勝ちで決勝へ進出したがリュウ・ツァーに初回KO負けで優勝を逃した。2024年6月にはサラエボで行われた「K-1無差別級東欧予選トーナメント」に出場したが、1回戦で試合放棄による負けを喫している。187cm、110kg。
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