京都で立ち寄りたい「最旬スイーツカフェ」パフェやタルト…洋スイーツ名店3選
京都を訪れたら、カフェや甘味処にも立ち寄りたい。いま話題のスイーツ店を取材しました。
ハーモニカ[祇園四条]
■注文を受けてから仕上げるフレッシュタルトが絶品 南座の裏、京都らしい風情の路地裏で、元フレンチ出身のパティシエ・松本泰さんがデセールの店を始めたのは2022年。「食後感の重いものが苦手です。フルコースのあとでもいただけるようなスイーツを作りたい」と、季節の果物をたっぷり使用した軽いタルトが、知る人ぞ知る、店の看板商品になりました。 注文を受けてから「その方のために」作り始め、ハーブやエディブルフラワーで絵を描くように仕上げます。12センチのホールタルトはひとり分。「おひとりで、2台、3台と召し上がる方もいます」というほど、驚きの軽やかさが特徴です。 <写真>当日の朝仕入れた、旬の柿。オーダー後にカットしてフレッシュなままタルトに仕上げる。季節によりぶどう、洋なし、苺など。1,500円
〈写真右〉ベリー、バラ、ほろ苦いハイビスカスのブラマンジェ1,700円。ワイン1,100円~。〈左〉店内。 【ハーモニカ】 京都府京都市東山区亀井町43-2 ※2月上旬移転。新住所:東山区大和大路通松原下ル弓矢町38Hale Luana東山1F奥 営業時間/11時~18時 定休日/火曜
シェリーメゾンドパフェ [御所南]
■予約殺到ビスキュイ店のデセールパフェ専門店 サクサクと香ばしいビスキュイで季節のフルーツを挟んだビスキュイサンドが話題の「シェリーメゾンドビスキュイ」が、2023年9月に、パフェ専門店を開業しました。 町家を改装した店舗でいただけるのは、季節のデセールパフェのコース。ウエルカムハーブティー、デセールパフェ、マドレーヌ、紅茶とお茶菓子という流れです。 季節のデセールパフェには、10種類以上のジュレやソース、ジェラート、フルーツなどが重ねられ、彩りやデザインも華やか。目の前でパフェが仕上がる臨場感に心浮き立ちます。 〈写真左〉秋のデセールパフェは、栗がメイン。焼き栗や渋皮煮のほか栗のクリーム、ビスキュイなど、食感や味わいの違う18種の材料を重ねる。〈右〉カウンター席のほかテーブル席も。朝10時からの、焼立てクロワッサンと朝パフェの「シェリーの朝ごはん」も見逃せない。