“パイレーツの顔”38歳マカッチェンが1年500万ドルで再契約「まだ結果を出せる」
パイレーツは23日(日本時間24日)、アンドリュー・マカッチェン外野手(38)が25年もチームにとどまると発表した。AP通信によると1年500万ドル(約7億8500万円)での再契約に合意したという。 マカッチェンは「私にとって最も大事なのは、まだ競争できるし、結果を出せると分かっていることだ。もっとうまくなれる方法があると感じているし、それがまだ残っていると分かっている」とコメントした。 05年のドラフト1巡目指名でパイレーツに入団したマカッチェンは09年にメジャーデビュー。12年にリーグ最多の194安打を放ち、13年にはナ・リーグMVPに選出された。“パイレーツの顔”としてオールスターゲーム選出5回、シルバースラッガー賞4回を誇り、18年からジャイアンツ、ヤンキース、フィリーズ、ブルワーズと渡り歩いたあと、23年にパイレーツに復帰した。MLB通算成績は2127試合で2152安打、打率.273、319本塁打、1095打点、219盗塁。17年には米国代表としてWBCでの初優勝に貢献した。 24年も主に「1番・指名打者」として120試合に出場し、打率.232ながら20本塁打、50打点、OPS.739をマーク。チェリントンGMは、パイレーツで現役を終えたい意向を持つマカッチェンをチームに残留させたい考えを示していた。23年はアキレス腱、24年はハムストリングを負傷したマカッチェンは約10ポンド(約4.5キロ)減量して来季に臨む方針で、「オンオフの切り替えがうまくできれば120試合以上出場できると思う、なぜなら結果を残せると感じているからだ」と話した。