南太平洋でM7.3の地震 日本への津波の影響はなし
ポートビラ、バヌアツ、12月17日 (AP) ― 南太平洋のバヌアツで12月17日10時47分頃、地震があった。 震源はポートビラの西30キロの南太平洋で、震源の深さは57.1キロ。地震の規模を示すマグニチュードは7.3と推定される。 本震に続いてマグニチュード5.5の余震が観測された。 AP通信が入手した映像では、ポートビラにある薬局の床に散乱した薬などの商品が、地震の強さを物語っている。 SNSに投稿された別の映像では、イギリス、フランス、ニュージーランドを含むバヌアツの在外公館が入居するビルの窓ガラスが割れ、ガレキが壁から地面に崩れ落ちている様子が映っていた。 米国地震調査書は、約33万人が住む80の島々からなるバヌアツの何か所かの海岸に津波警告を発出。津波は通常の潮位より0.3メートルから1メートルに達する可能性があるという。 低地の環礁国家には、海抜1メートル以下の島もある。 (日本語翻訳・編集 アフロ)